工学部
5課程・9コースの学び

機械⼯学課程

機械⼯学に関わる数学や物理法則を⽤いて機械のメカニズムを理解する能⼒と、有⽤な機械システムを創成できる設計能⼒を育成します。

  • 航空宇宙
    空へ滑走する独創力

  • ロボット
    ロボット技術の開発

  • メカニカル
    未来機械の創製

  • 教養
    広い視野と柔軟な思考力を養成

  • エネルギー
    人類命題への取り組み

  • 自動車
    究極の自動車を追究

  • マルチ
    ボーダーレスな活躍

  • マテリアル
    未来を彩る新素材

  • 基礎
    エンジニアの基礎を養成

基幹機械コース

エンジニアリングデザイン能⼒を活⽤して
機械システムの⾼度化に貢献する

機械⼯学の基盤となる⼒学の体系的な知識を⽤いて社会の問題を解決できるエンジニアリングデザイン能⼒と、機械システムの⾼度化に貢献できる研究開発能⼒を育成します。
1・2年次には、⼒学と数学の基礎知識を学びながら機械⼯学に必要な⼯学的思考⼒と設計能⼒を修得。3・4年次では卒業研究1〜4を中⼼に研究を軸とした体験的学修を積み重ね、⼒学的な観点に基づくエンジニアリングデザイン能⼒と研究開発能⼒を⾝に付けます。

機械に⽤いられる材料や構造物の強度試験を⽬的とした油圧サーボ疲労試験機。安全な機械を作るためには、機械材料や機械要素の強度を知ることが重要。
分野別科⽬群
エネルギー・モビリティ エネルギーの⽣成や利⽤、航空機や⾃動⾞などの開発に寄与する流体の運動や熱の移動現象を学びます。
メカニクス・
モーションコントロール
航空機や⾃動⾞、鉄道をはじめとした様々な機械を最適な形状に設計し、効率よく動作させるための⼒学と制御を学びます。

先進機械コース

機械⼯学の学理を応⽤することで
多様な分野を含む融合領域の発展に広く貢献する

機械⼯学の学理を応⽤することで、多様な分野を含む融合領域の発展に広く貢献できる研究開発能⼒を育成します。1・2年次には、機械⼯学分野の理論体系に沿った科⽬で基礎知識を学び、⼯学的思考⼒を修得します。3・4年次には卒業研究1〜4にて研究を進めるために、機械工学を軸として幅広い応用分野の知識やスキルを学び、融合領域の発展に広く貢献する研究開発能力を身に付けます。

ガラス基板内部の直⽅体状空洞内に作製した光圧回転体。外部から集光レーザー光を照射することによりマイクロアクチュエータとして作⽤する。
分野別科⽬群
メカニカルサイエンス 微細加⼯技術、極微量・微⼩・微弱な物理量の測定や応⽤、光や波動などの理論と応⽤を学びます。
バイオロボティクス 機械⼯学と電⼦⼯学・制御⼯学が融合したメカトロニクス・ICT分野、⽣物学や医⼯学、継続可能な社会を⽀える新しい機能材料⼯学などを学びます。
活躍が期待される業界

⾃動⾞・航空・鉄道/機械/エネルギー/プラント/精密機器/電気機器/建設/医療・福祉機器/ ICT・インフラ

物質化学課程

物質を化学的に応⽤する技術は材料・素材の開発、製造はもとより、機械、運輸、医薬、⾷品、農業、電機、環境衛⽣など広範囲の産業に求められています。本課程では、全般的な理科(物理・化学・⽣物・地学)の知識と経験を軸に様々な産業で活躍しうる技能を持った⼈材・⼈財を育成します。

  • マテリアル
    未来を彩る新素材

  • 化学
    新たな英知を探求

  • エコロジー
    地球との共生

  • エネルギー
    人類命題への取り組み

  • バイオテクノロジー
    生物の不思議に挑む

  • 健康
    人類永遠のテーマ

  • 航空宇宙
    空へ滑走する独創力

  • メディカル
    生命の限界へ挑む

  • ハードウェア
    新世紀の情報産業革命

環境・物質工学コース

物質科学・材料⼯学・環境化学の分野を網羅し、
サスティナブルな新素材開発の
エキスパートを育成

環境・物質⼯学コースでは、物質科学、材料⼯学、環境化学の分野を中⼼とした教育・研究を展開し、社会に優しいサスティナブルな新素材の設計・開発を⾏う技術者・研究者の養成を⽬指します。1年次には物理・化学等の⾃然科学を幅広く学び、2年次以降は講義と実験・実習を⾏いながら環境と物質の関係を重視した、より専⾨的な内容を学修します。3年次から講義、実験とともに研究室で最先端の知識と技術を学ぶ卒業研究が始まります。4年次には学⽣が個々に卒業研究を企画・実施し、エキスパートとしての第⼀歩を踏み出します。より進んだ内容を知りたいときには⼤学院でその研究を継続・発展させます。

産業の基盤を⽀えるシリコン(Si)
分野別科⽬群
スマート・ナノマテリアル 熱⼒学、半導体、結晶⼯学など物質に関して科学的視点を重視した内容を学びます。
エネルギー・エコマテリアル 材料⼒学、塑性・弾性、材料組織など物質に関して⼯学的視点を重視した内容を学びます。

化学・生命工学コース

有機・無機化学の研究に加え、
脳やDNAなど⽣命の謎も究明

化学・⽣命⼯学コースでは無機化学から、有機化学、⾼分⼦化学や⽣命現象までの化学の各分野で幅広く教育、研究を展開します。1年次から化学の専⾨科⽬、基礎的な実験科⽬を履修します。
2・3年次では講義と実験で化学をさらに深く学んでいきます。3年次の研究室配属から4年次にかけて最先端の研究を実施します。より⾼度な研究者を志す場合は、⼤学院で研究を継続、発展させます。

分野別科⽬群
分⼦テクノロジー 有機化学および⽣命に関連する内容を学びます。
化学エンジニアリング 無機化学および物理化学に関連する内容を学びます。
活躍が期待される業界

素材メーカー/化学⼯業/機械・⾃動⾞メーカー/交通・輸送/エネルギー業界/医薬品・医療機器メーカー/⾦属製造業

電気電子工学課程

⾼度化、ハイテク化に向かう産業界の構造変化と技術の進歩に対応し、主体的に活動できる⼈間性豊かな技術者を養成することを⽬標としています。

  • エネルギー
    人類命題への取り組み

  • マテリアル
    未来を彩る新素材

  • ロボット
    ロボット技術の開発

  • メディカル
    生命の限界へ挑む

  • 自動車
    究極の自動車を追究

  • エコロジー
    地球との共生

  • マルチ
    ボーダーレスな活躍

  • ハードウェア
    新世紀の情報産業革命

  • ソフトウェア
    独創技術で新しい常識を

電気・ロボット工学コース

持続可能な社会の実現に向けて
「新しい電気の時代」を創る

電気・ロボット⼯学に関連する領域のなかで、“エネルギー&コントロール”の基本知識を有し、電⼒・エネルギー、システム制御・ロボット、さらに電気材料・デバイスの分野の問題を分析し、その問題解決のために応⽤できる能⼒を育成します。1・2年次には専⾨基礎科⽬、3・4年次には専⾨応⽤科⽬を配置して、広く・深く学べるカリキュラムを構成しています。

分野別科⽬群
電⼒・エネルギー 電⼒システムやパワーエレクトロニクス、電気⾃動⾞などの電気エネルギーに関する技術を学びます。
システム制御・ロボット 電⼒機器やロボットなどのハードウェアと、これらの制御アルゴリズムを学びます。

先端電子工学コース

⾝の回りの全てのものに使われる電⼦情報システム
未来は「電⼦情報」のテクノロジーから⽣み出される

半導体から電子・集積回路、光通信から脳波・医療センシング技術、さらには知的ロボット開発まで、「電子・光」をキーワードに、ハード・ソフトの両面で先端電子工学を総合的に身に付けることを目標としています。1・2年次に電気回路、電磁気学などの専門基礎科目を学び、3・4年次に物性デバイス・知能情報集積回路に関連する科目のほか、メディカルエレクトロニクスなどの専門応用科目を学びます。

分野別科⽬群
ナノエレクトロニクス・フォトニクス 超高速コンピュータや大容量通信に応用されるような電子・光材料やデバイスについて学びます。
情報・バイオエレクトロニクス 電子回路のシステム化と実世界への応用のために、情報通信や集積回路設計、生体情報の計測から活用技術について学びます。
活躍が期待される業界

メーカー(家電・重電・⾃動⾞・半導体・電⼦部品・カメラ・医療機器・計測機器・通信機器・製造装置)/エネルギー/運輸(鉄道・航空)/ICT・インフラ

情報・通信⼯学課程

技術の基盤を⽀える、数学と物理などの⾃然科学の基礎学⼒、情報・通信に関する専⾨的知識、分野横断的知識を備え、研究を軸とした実践型教育により技術的課題を解決する⽅法を⾝に付けます。

  • 情報デザイン
    よりよい利用体験を追及し実現する

  • マルチメディア
    人類に新たな創造力を

  • ネットワーク
    ユビキタスへの挑戦

  • ハードウェア
    新世紀の情報産業革命

  • ソフトウェア
    独創技術で新しい常識を

  • 基礎
    エンジニアの基礎を養成

情報通信コース

ネットワーク、デバイス、メディア、
ソフトウェアの技術を体系的に学修

IoTやデジタルツインといった技術は、情報通信とその上に構築されるソフトウェアシステムの両⽅が発展して成り⽴っています。本コースでは情報通信の基盤技術をハードウェアとソフトウェアの両⾯から体系的に学修します。情報処理、回路、信号処理・計測、電磁波、通信・ネットワーク、マルチメディアを幅広く学び、実験・演習科⽬ではネットワークの構築や分析に関するプログラミング、光・無線通信回路の製作と評価実験などを通して実際のモノに触れながら基礎を修得します。

分野別科⽬群
情報ネットワーク⼯学 インターネットの基盤となるネットワーク理論、携帯電話の通信⽅式、ソフトウェア技術などを学びます。
情報通信システム⼯学 情報通信システムをハードウェア⾯で⽀える光・無線・⾳響などに関わるデバイス技術を学びます。

情報工学コース

コンピュータを利⽤し
⼈と社会を豊かにする技術を体系的に学ぶ

ソフトウェア、ハードウェア、⼈⼯知能、ヒューマン・コミュニケーション等の情報技術、およびその原理となるコンピュータサイエンスを学びます。
豊富な講義とプログラミングやシステム開発を⾏う演習を通じて、最先端技術の発展・創造を推進する⼒を⾝に付けます。

分野別科⽬群
情報知能ソフトウェア ⼈⼯知能、データ解析、プログラミング⾔語、アルゴリズム、⾃然⾔語処理、データベースなど知能ソフトウェア開発の基礎と応⽤を学びます。
情報知能システム 画像処理、IoT、HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)、CG、ネットワーク、セキュリティ、情報システム、OSなどコンピュータのハードとソフトを組み合わせて⼈にやさしい知能システムを実現する技術を学びます。
活躍が期待される業界

情報産業/通信業界/総合家電メーカー/電⼦デバイス製造業/エネルギー業界/輸送機器製造業/運輸業/ICT・インフラ/ソフトウェア開発

⼟⽊⼯学課程

社会や世界に貢献できる創造性豊かな⼟⽊技術者を育成します。
「⼈」「⾃然」「モノ」が相互に影響しあう複雑な社会基盤システムを⼤局的に捉える能⼒をもった、リーダーシップのある⼟⽊技術者となることが⽬標です。

  • 安全・防災
    新世紀の社会基盤づくり

  • エコロジー
    地球との共生

  • 都市・環境
    次代の快適生活を考える

  • コミュニケーション
    未知の領域へアクセス

  • 社会
    日本の未来をナビする

  • マルチ
    ボーダーレスな活躍

都市・環境コース

都市の防災と再⽣をテーマとして、
都市づくりに貢献する

都市の姿はどうあるべきでしょうか?都市を観察してみると、交通渋滞や⾃然災害、社会インフラの⽼朽化、少⼦⾼齢化といった課題が複雑に影響しあって存在しているのがわかります。より⾼度な都市づくりに挑戦するには、社会インフラの建設技術のみならず、⾃然や社会を俯瞰して理解する能⼒や、複雑な問題を分析し、解決策を提案する能⼒が必要です。そのため、⼟⽊⼯学課程(都市・環境コース)では、「都市の防災と再⽣」をテーマとし、⼈<都市・交通・空間情報>、⾃然<環境・防災・レジリエンス>、モノ<設計・材料・維持管理>、それぞれを幅広く学ぶことで、社会基盤システムを⼤局的に捉える能⼒をもった、リーダーシップのある⼟⽊技術者を育成しています。

分野別科⽬群
都市・交通・空間情報 都市における⼈間活動に着⽬し、交通渋滞緩和や鉄道混雑緩和、都市のスマート化に関する課題発⾒・解決に取り組みます。
環境・防災・レジリエンス 都市環境と防災に着⽬し、⽔環境や環境変動、⼟砂災害、地震災害、液状化に関する課題発⾒・解決に取り組みます。
設計・材料・維持管理 構造物設計・施⼯や社会インフラ整備に着⽬し、社会インフラの整備・維持管理に関する課題発⾒・解決に取り組みます。
活躍が期待される業界

総合建設業(ゼネコン)/建設系コンサルタント/運輸業(鉄道・道路など)/公務員(⼟⽊技術職)/電気・⽔道・ガス・通信インフラ

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